2025年10月14日
PCとディスプレイ

パソコンとディスプレイをまとめて無料で処分したときの体験談

パソコンとディスプレイを処分したい(できれば無料で)のだけどどうしればいいのだろう?

ということなったときの体験談です。

公式サイトの情報(あとAIの回答)だけだとよくわからなかったので、調べて処分に出したときの経験をブログに残します。

結論

まず、僕の処分状況を簡単説明させてもらうと、DELLのディスプレイと、iiyamaのデスクトップパソコンを一緒に処分したいという状況です。

結論からいうとこの条件んだとインバースが良いということになりました。

比較したのは以下の3社

・PC3R
・リネット
・インバース

この中からインバースにした決め手は以下の通りです。

送料着払い可能
処分費用無料
ディスプレイも処分できる(PCと同梱が条件)
160サイズまでいける
2箱目に分かれても無料
メーカー問わず(他社メーカーの混在可能)

パソコン本体は処分しやすいんだけど、ディスプレイの処分は結構厳しくて、無料で処分しようと思うといろいろと条件がつきます。

正直、ディスプレイは受け入れたくないという各社の思惑をありありと感じました。

経緯

リネット

はじめは、リネットが有名だったので、そこを調べたのですが、ネックになったのが、箱が140サイズ(20kg)までということと、2箱目が有料になるという点です。

27インチの液晶ディスプレイと、ミドルタワーのデスクトップパソコンなので、梱包するとなればまあまあサイズです。

ディスプレイだけで横幅60cm以上あるので、140cmの箱一つにいれるのは難しいでしょう。

ノートパソコンならいいんでしょうけどね。

そうなると2つ目の箱の送料が1,848円かかってきます。

また、箱代は自腹になります。

PC3R

もう一つの選択肢はPC3Rです。

DELLの公式サイトを調べると、ディスプレイの処分はPC3Rで申請してくれとなっていました。

公式お墨付きとあって、確かにDELLのディスプレイは回収してくれるのですが、肝心のiiyamaのパソコンは取り扱っていないようで、回収してもらえないようです。

DELLのディスプレイはPC3Rで出して、iiyamaのパソコンはRenetに出すみたいに二口手続きする必要があります。

それに送る製品メーカーごとに型番などを申請をしないと受け付けてもらえないようになっていて、いかにも面倒です。

インバース

それで、もう一つの選択肢として上がったのがインバースでした。

はじめに申し上げた通りですが、僕はここでパソコンの処分をお願いしました。

インバースは、160サイズ(30kg)まで大丈夫です。

160サイズ(730x440x426)の段ボール箱を買ってきて、入れてみたところ、ディスプレイもパソコンも問題なくおさまりました。

パソコンの処分

引き取りは佐川急便で送料も無料(着払いOK)です。

そしてなにより、メーカー制限がないので、DELLのディスプレイと、iiyamaのパソコンを同梱しても問題なく、一回の発送で済みます。

僕の状況だと、両方同時に送ることができて、送料・処分ともに無料でいけるのはインバースだけでした。

ただし、箱は自分で用意する必要があります。

ハンズで買ったダンボール(160サイズ)とガムテで1578円かかりました。

ダンボール160

送る製品は、壊れていても、部品が足りなくても大丈夫です。

僕のパソコンにはSSDが入ってましたが、別のパソコンで使えそうだったのでSSDだけ取り除いて送らせてもらいました。

パソコンSSD

今回は使いませんでしたが、一応データ消去も無料でやってくれるようです。

証明書は出ないので信用ベースとなりますが。。

比較条件ではありませんが、ヤマダ電機のポイントが200ptもらえます。

まとめ

社名 PC3R リネット インバース
URL PC3R リネット インバース
無料条件 PCRマーク必須。
特定メーカーのみ無料。
1箱までは無料 対象製品のみ可。
無料
梱包費用 自己負担 自己負担 自己負担
梱包サイズ 160サイズ30kg 140サイズ20kg 160サイズ30kg
複数箱 可能 可能。2箱目から有料
(税込1,848円)
可能(複数口
(伝票1枚で))
パソコンのみ
パソコンと
ディスプレイ
ディスプレイ
のみ
× ×
他社メーカー
の混在
×
メーカー制限 あり なし なし
郵送 郵便局 佐川急便 佐川急便
消去 自分で消去してPC3Rから送る 税込3,498円/台PC3R(証明書あり) 無料(証明書なし)
法人 不可 可能 10台未満なら可能
備考 型番を入れて申請後に無料枠に
該当するか審査してからの発送。
PCリサイクルマーク必須。
特定メーカーのみ。
梱包サイズ140と小さめ。
2箱目からは有料。
着払いで送る。
ヤマダ電機のポイント200ptもらえる。
スマホ、タブレット、
CPUが取り外されたパソコン、
CRTは不可。

基本、パソコンでもディスプレイでも各社ともに無料で処分することは可能です。

家庭用か法人用かでも違うし、リサイクルマークの有無によっても対応が異なります。

また、データ消去に対する対応は各社まちまちでした。

インバースはデータ消去無料(証明書なし)ですが、リネットはデータ消去有料(3,498円)で、PC3Rは自分で消去してから送れっていう姿勢なので、この辺は各社違いでたポイントの一つかと思います。

回収可能製品についても、PC3Rは、対象メーカーで且つリサイクルマークありの製品のみが対象なのに対して、リネットとインバースは、メーカーに関係なく回収してくれます。

また、リネットはスマホやタブレットも無料回収の対象ですが、インバースは対象外です。

受け入れの間口の広さで言えば、リネット > インバース > PC3R の順だと思います。

逆に言えば、リネットの欠点は梱包サイズと箱数制限だけだと言えます。

デスクトップパソコンか、ノートパソコンかでも違いますし、ディスプレイの有無でもだいぶ判断が違ってくかと思います。

各社共通しているのは、梱包資材は自腹になるという点。

手元にある梱包材で済ませられれば無料で済みますが、それ用にダンボールとか買うとなればそれは別途費用がかかります。

今回、僕の出した結論はインバースでしたが、処分したいものが違えば選択は違ってくるかもしれません。

ノートパソコンとかを処分する分にはリネットにしてたかもしれません。

比較表も置いておくのでなにかの参考になれば幸いです。